すっかり暖かくなりました。
GWの前まで、急に冷えることもあって仕事に厚手の上着を着ていました。でも、GWが始まって、夏日を記録したりとすっかり暖かくなりました。
少し前から、実家に戻ったのですが、田舎なので周りは畑とか田んぼだらけ。GWが始まって、気温に敏感な生き物たちも活発に動き出しました。
特に夜。先週から田んぼに水を引き始めたので、蛙たちが田んぼに集まって日暮れになると一斉に泣き出します。テレビを消したら、蛙の合唱がずっと続いています。きっと朝になると、蛙たちは疲れてるでしょうね。
今日、部屋を掃除したら部屋の奥で「俳句歳時記」を見つけました。これは、俳句で使われる季語の例をまとめたのもです。
「蛙」を調べてみると、蛙は春の季語に該当するようです。(ただし、「雨蛙」は夏の季語。なんでだろう笑)。もう蛙が元気に合唱している今は、俳句的にも春となるようです。
この「俳句歳時記」には、それぞれの季語ごとに、例としてその季語が使った作品が載っていました。「蛙」にも例がありましたが、先ほど述べた実家のまわりの状況がきれいに表現されている作品があってとても気にいりました。
いつせいに蛙鳴くなり暗くなる (岩崎ふかみ)
蛙が鳴き始めることは、だいたい日暮れ。一斉に鳴き始めた蛙に気がついた時は、もう外は暗くなり始めていた。こんな情景が浮かびますね。
たった17文字でここまで感動するんだから、俳句ってすごいなぁ。